老爺
ろうや
名詞
標準
old man
文例 · 用例
と、家外の吹雪の中に一人のヴァイオリン弾きの老爺の乞食が立ち、やがてそれは寒さのために縮んで主人の室の硝子扉に貼りつくように体を寄せました。
— 岡本かの子 『慈悲』 青空文庫
主人はそして、ひたすら恐縮するヴァイオリン弾きを室内へ招じ、暖い喰べものを与え、ストーヴの火をどんどん焚き足して長時間吹雪のなかにさすらってこごえて来た乞食の老爺の体をあたためて遣りました。
— 岡本かの子 『慈悲』 青空文庫
ヴァイオリン弾きの老爺はしきりに主人の邸内から辞してまたさすらいの旅に出ようとしました。
— 岡本かの子 『慈悲』 青空文庫
それにもかかわらず老爺のヴァイオリン弾きはしきりに辞去したがる。
— 岡本かの子 『慈悲』 青空文庫
ある夜、主人はヴァイオリン弾きの老爺が、突然無断で邸内から抜け出し、何処とも知らず、逃げ失せたのを知りました。
— 岡本かの子 『慈悲』 青空文庫
』『さうですかね』『でなくても左樣見えますね』『婆樣は上方者ですよ、ツルリンとした顏の何處に「間拔の狡猾」とでも言つたやうな所があつて、ペチヤクリ/\老爺の氣嫌を取て居ましたね。
— 国木田独歩 『湯ヶ原ゆき』 青空文庫
振り向くと、それがボズさんと後に知つた老爺であつた。
— 国木田独歩 『都の友へ、B生より』 青空文庫
』と老爺は僕の直ぐ傍に腰を下して煙草を喫ひだした。
— 国木田独歩 『都の友へ、B生より』 青空文庫
作例 · 標準
物語は、山奥で一人静かに暮らす一人の老爺の元に、若者が訪ねてくるところから始まる。
幻辭AI · gemini-2.5-pro
ほっほっほ、元気な若者じゃのう、と白ひげの老爺が目を細めた。
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その賢い老爺は、村人たちから生き字引のように慕われていた。
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