おびき出す
おびきだす
動詞-五段-サ行動詞-他動詞
標準
to lure (someone) out
文例 · 用例
」 とあとよりいいたるはわが家につかいたる下男の声に似たるに、あわや出でむとせしが、恐しきもののさはたばかりて、おびき出すにやあらむと恐しさは一しお増しぬ。
— 泉鏡花 『龍潭譚』 青空文庫
」 とあとよりいひたるはわが家につかひたる下男の声に似たるに、あはや出でむとせしが、恐しきものの然はたばかりて、おびき出すにやあらむと恐しさは一しほ増しぬ。
— 泉鏡花 『竜潭譚』 青空文庫
眼前お春が最期を見てしより、旗野の神経|狂出し、あらぬことのみ口走りて、一月余も悩みけるが、一夜月の明かなりしに、外方に何やらむ姿ありて、旗野をおびき出すが如く、主人は居室を迷出でて、漫ろに庭をひしが、恐しき声を発して、おのれ!
— 泉鏡花 『妖怪年代記』 青空文庫
そこへ、愛読の俥、一つ飛べば敬拝の馬車に乗せて、今を花形の女義太夫もどきで中洲の中二階から、一雪をおびき出す。
— 泉鏡花 『薄紅梅』 青空文庫
質屋をおびき出すのに、一週間四ポンド必要であったわけだが、何千ポンドの賭けをしているんだ、そのくらい造作もない。
— THE RED-HEADED LEAGUE 『赤毛連盟』 青空文庫
かれらはなんとか口実を設けて、いつでも暗い夜に相手をおびき出すのである。
— 一つ目小僧 『半七捕物帳』 青空文庫
女が親族などに強ひられて嫁にでも行かうとなつた時には男は女をおびき出すことがある。
— 長塚節 『芋掘り』 青空文庫
大森君をおびき出す前に幾度か宿直室は覗かれた。
— 長塚節 『教師』 青空文庫
作例 · 標準
おびき出すについて知りたいことがあります。
あ、おびき出すがありますね。
おびき出すというのは何ですか?
これはおびき出すの例です。