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本縁

ほんえん
名詞
1
標準
文例 · 用例
遥か後に藤原広嗣が宰府で一声に七度嘶くを聞き尋ね、高直で買い取った馬は初め四の杭に登り立ち、数日後には四足を縮めて一の杭に立ち、よく主人を乗せ走りて毎日午前は筑紫午後は都で勤務せしめ、時の間に千五百里通うたという(『松浦廟宮本縁起』と『古今著聞集』第三十)。
馬に関する民俗と伝説 十二支考 青空文庫
この事仏典にも出で、僧伽斯那所撰『菩薩本縁経』二に、月光王の首を乞いに来た老梵志が婆羅門の威力に誇る辞中、瞿曇仙人釈の身上において千の女根を化し、婆私※仙は帝釈の身を変じて羯羊形と為すとある。
猴に関する伝説 十二支考 青空文庫
西宮廣田神社の祭神が天照大神即ち大日靈尊のに荒魂であると云ふ説(「日本記」)も明かに學人の後作説であつて、寧ろ神功皇后とも八幡同體とも云ふとした俗傳(「二十二社本縁」)の方が眞相に近い。
竹内勝太郎 淡路人形座訪問 青空文庫
奈良末から平安初めに亘つて荒れた五所の御霊を、抑へるものとして、行疫・凶荒の神と謂はれるすさのをの命を憑むやうになり、而も此に、本縁づける為、天部神の梵名を称へる事にして、牛頭天王、地方によつては、武塔(答。
祭りの発生 その一 ほうとする話 青空文庫
でないと、あぢすき神を学んでする国造の禊ぎに、みぬまの出現する本縁の説かれていないことになる。
折口信夫 水の女 青空文庫
自殺の方法のうち、身投げの本縁を言う物語を含んだものである。
折口信夫 水の女 青空文庫
その本縁を説明する唱言も、共に伝つた。
折口信夫 河童の話 青空文庫
十王の本縁も其でよくわかるのである。
折口信夫 餓鬼阿弥蘇生譚 青空文庫