忌み明け
いみあけ
名詞
標準
文例 · 用例
例の宿直日記に、正月十三日|忌明と書してある。
— 森鴎外 『渋江抽斎』 青空文庫
今日はお坊ちゃまの忌明けだから、久し振りで気保養に行って来る、旦那様は会社の方から直ぐ木挽町へお廻りになる筈だからと仰しゃいまして――」 主人の不意の帰宅に怪訝な顔をし乍らも、女中頭らしい年配の一人は、弁解らしく斯う言います。
— 野村胡堂 『葬送行進曲』 青空文庫
」「あと二日で、ちょうど四十九日の忌明け。
— 吉川英治 『新・水滸伝』 青空文庫
忌明けを前に、弟さんが帰ってくるなんて、やはり争えないもんだね」「いや、また出直して伺いましょう。
— 吉川英治 『新・水滸伝』 青空文庫
忽然と、信玄が逝いてから、ことしは正に三年目――四月はその忌明の月にあたっている。
— 第五分冊 『新書太閤記』 青空文庫
子としては、忌明けの法事なども見て……と考えていたろうがの」「ははあ、そんなことですか。
— 八荒帖 『私本太平記』 青空文庫