花桜
はなざくら
名詞
標準
文例 · 用例
「映らふ色やくれなゐの薄花桜」と歌われた三浦屋の揚巻も髭の意休に対して「慮外ながら揚巻で御座んす。
— 九鬼周造 『「いき」の構造』 青空文庫
西鶴は頬の色の「薄花桜」であることを重要視しているが、「いき」な頬は吉井勇が「うつくしき女なれども小夜子はも凄艶なれば秋にたとへむ」といっているような秋の色を帯びる傾向をもっている。
— 九鬼周造 『「いき」の構造』 青空文庫
すなわちその文句は彼岸桜 其花桜花ヨリ小ニシテ桜ニ先立テ早ク開クコト旬余日花開ク時葉未生桜ヨリ小樹ナリ花モ小也桜ノ類也である。
— 牧野富太郎 『植物記』 青空文庫