小理屈
こりくつ
名詞
標準
quibble
文例 · 用例
小才覚を持ち、小理屈を捏ね、学ぶことをしない者達の状態は、真にこのお言葉のとおりで、目を挙げて見れば、世の中の「学ばずに思う」者達の大抵がこうである。
— 幸田露伴 『悦楽(現代訳)』 青空文庫
佐山君が店へ帰ってそれを報告すると、平素はなにかにつけて小理屈を言いたがる人たちまでが、ただ不思議そうにその話をきいているばかりで、正面からそれを言い破ろうとする者もなかった。
— 岡本綺堂 『火薬庫』 青空文庫
いか程小理屈ぬかそうと、夜中|胡散な者の通行は厳禁じゃッ、戻りませいッ、戻りませいッ。
— 京へ上った退屈男 『旗本退屈男 第四話』 青空文庫
いか程小理屈ぬかそうと、夜中胡散な者の通行は厳禁じゃッ、戻りませいッ、戻りませいッ。
— 京へ上った退屈男 『旗本退屈男 第四話』 青空文庫
佐山君が店へ帰ってそれを報告すると、平素はなにかにつけて小理屈を言いたがる人達までが、ただ不思議そうにその話をきいているばかりで、正面からそれを言い破ろうとする者もなかった。
— 岡本綺堂 『探偵夜話』 青空文庫
少くとも自分は、小理屈や負惜しみ等で胡麻化し切れない本然な力の爆発に、或る部分の「我」を粉微塵に吹飛ばされて見て、始めて他人と自分とをその者本来の姿で見る事を幾分か習い始めたと云えるのである。
— 宮本百合子 『概念と心其もの』 青空文庫
人間らしいとか、人間らしくないとかいう小理屈はほとんど頭の中に残っていませんでした。
— 夏目漱石 『こころ』 青空文庫
あんなおがみやなんぞの、もったいぶった、むつかしげな小理屈なんぞに、煙に巻かれるのが悪いだ。
— 三好十郎 『おりき』 青空文庫
作例 · 標準
彼はいつも些細なことで小理屈を並べ、議論を長引かせようとする。
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彼の小理屈は、聞いていると疲れるばかりだ。
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部長は、部下の提出した企画書に対し、いちいち小理屈をつけては却下した。
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