その名の通り
そのなのとおり
表現
標準
as the name implies
文例 · 用例
黒潮の色はその名の通り全く黒つぽい。
— 海野十三(佐野昌一) 『南太平洋科學風土記』 青空文庫
玉太郎という児がその名の通り、玉のような綺麗な児で、七つになるまで本当の疱瘡をしない。
— 河豚太鼓 『半七捕物帳』 青空文庫
彼はただ彼の思うままに、本当にその名の通りの秋水のような白刃の筆を、その腕の揮うに任せてどこへでも斬りこんで行くのだ。
— 大杉栄 『自叙伝』 青空文庫
コウタケのことをこの辺では馬喰茸といっているが、その名の通り見た眼には恐ろしい茸で、形は傘をお緒口にしたようなものだが、色が黒く、毛だらけで、いかにも馬喰らしい。
— 高村光太郎 『山の秋』 青空文庫
(元室蘭、室村三次郎翁談、――更科源蔵『北海道伝説集、アイヌ篇』19ページ)(3)富川のオマンルパロ 日高国沙流郡|富川町は、もと佐留太と云った所で、原名「さ」〔sa'r-putu〕(沙流川の川口)、その名の通り沙流川の川口にある町である。
— ――いわゆる地獄穴について―― 『あの世の入口』 青空文庫
で結局、シェーラーの文化社会学――その内容は結局知識社会学なのだが――は、ヴェーバーの場合と同じに、文明に対する文化の優越を説く処の、その名の通り、文化社会学でなければならない。
— 戸坂潤 『イデオロギー概論』 青空文庫
社会心理学が、社会の分析からではなくて、その名の通り意識の分析から出発する限り、今云った内部矛盾の運命を免かれることが出来ないだろう。
— 戸坂潤 『イデオロギー概論』 青空文庫
* 人間の経験は統一的なものであるが、反対にアプリオリはその名の通り先天的なものだから、予定調和にでも依るのでない限り、諸アプリオリの間の真面目な統一――例えば「価値の体系」――などはあり得ないだろう。
— 戸坂潤 『現代哲学講話』 青空文庫
作例 · 標準
その名の通り、この喫茶店は落ち着いた雰囲気で、静かに時間を過ごせる場所だ。
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彼のニックネームは「博士」だが、その名の通り、彼は何でも知っている。
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「夢の国」というテーマパークは、その名の通り、子供から大人まで楽しめる場所だ。
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