貫
ぬき
名詞頻度ランク #23686 · 青空 1739 例
標準
crosspiece (between pillars, etc.)
文例 · 用例
菊岡久利の詩が、記憶を可なり無雑作に書き付けてゐる場合にも、猶一貫した流れを見せる所以のものは、彼のその克己が、彼の遠近法を乱すことがないからである。
— 中原中也 『菊岡久利著「貧時交」』 青空文庫
厭離一切娑婆世界の厭世観は、ヘルンの多くの作品中に一貫して、その特殊な文学情操の基調となってる。
— 室生犀星と佐藤春夫の二詩友を偲びつつ 『小泉八雲の家庭生活』 青空文庫
すべてそれらの自由にまで、いかに必死的な熱情をもつて過去を一貫したかといふこと。
— 萩原朔太郎 『芥川龍之介の死』 青空文庫
永遠の詩人宿命生涯を貫く萩原朔太郎 僕は少年の時、島崎藤村氏と薄田泣菫氏の詩を愛讀した。
— 宿命生涯を貫く 『永遠の詩人』 青空文庫
)然るに島崎藤村氏だけは、今日の老年に至るまで、一貫してその魂に純のリリツクを所有して居るところの、眞の宿命的な詩人であつた。
— 宿命生涯を貫く 『永遠の詩人』 青空文庫
それ故に藤村氏の文學は、彼が詩を書かなくなつてからも、そのすべての小説作品を通じて、旺盛な詩的情熱で一貫して居る。
— 宿命生涯を貫く 『永遠の詩人』 青空文庫
藤村氏に於ける文學の本質は、その「若菜集」の出發から、大作「夜明け前」の今日に至る迄、一貫して本質上の「詩」であり、詩精神なのである。
— 宿命生涯を貫く 『永遠の詩人』 青空文庫
僕の目算では、身丈は五尺七寸、体重は十五貫、足袋は十一文、年齢は断じて三十まえだ。
— 太宰治 『ダス・ゲマイネ』 青空文庫
作例 · 標準
日本の伝統的な家屋には、柱と柱を繋ぐ貫が使われている。
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地震に強い木造建築には、構造を強化するための貫が重要な役割を果たす。
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この古民家は、太い貫が何本も通っていて重厚感がある。
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ウィキペディア
貫(かん)は、尺貫法における質量の基本単位、また江戸時代以前の銀や銭の通貨単位である。
出典: 貫 — ウィキペディア / CC BY-SA 4.0