飴
たがね
名詞頻度ランク #14180 · 青空 754 例
標準
confection (e.g. candy, mochi)
文例 · 用例
その列車の食堂は明るくて、その天井は白いロイドで貼つてあり、飴色の電燈は、カツカと明つて燈つてゐました。
— 中原中也 『夜汽車の食堂』 青空文庫
彼は、長い時間を食堂車でつぶして、ビールの汗で体中を飴湯でも打っかけられたように、ネチャつかせながら、彼の座席へ帰った。
— 葉山嘉樹 『乳色の靄』 青空文庫
ブリッジは、水火夫室と異って、空気は飴のように粘ってはいなかった。
— 葉山嘉樹 『労働者の居ない船』 青空文庫
線路に沿うたとある森影から青い洋服を着て、ミレーの種蒔く男の着て居るやうな帽子をかぶつた若者が、一疋の飴色の小牛を迫うて出て來た。
— 寺田寅彦 『寫生紀行』 青空文庫
「飴を塗った胡桃の串刺しはいかが?
— ――朝と昼―― 『巴里のキャフェ』 青空文庫
小さい口から嘗めかけの飴玉を取出して、涎の糸をひいたまま自分の口に押し込んだりした。
— 岡本かの子 『老妓抄』 青空文庫
気をつけなさいまし」 嵌り込んだら最後、まるで飴にかかった蟻のようになるのであると言った。
— 岡本かの子 『東海道五十三次』 青空文庫
赤い天鵞絨の頭巾をかぶったちひさな子が、毛布につつまれて窓の下の飴色の壁に上手にたてかけられ、まるで寢床に居るやうに、足をこっちにのばしてすやすやと睡ってゐます。
— 宮澤賢治 『氷と後光』 青空文庫
作例 · 標準
祖母が作ってくれた香ばしいたがね餅を、囲炉裏で焼いて食べた。
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たがねは、米の粒々とした食感が残っているのが特徴の煎餅だ。
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茶菓子として出されたたがねの塩気が、熱い緑茶によく合った。
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ウィキペディア
飴(あめ)は、米やイモ類、コーンスターチやその他穀類などの作物由来のデンプンを糖化して作った甘い菓子(主成分は麦芽糖、次いでブドウ糖)、および、砂糖やその他糖類を加熱して熔融したあと、冷却して固形状にしたキャンディなどを指す。固形の飴を固飴(かたあめ)、粘液状の飴を水飴(みずあめ)と呼び、大別する。
出典: 飴 — ウィキペディア / CC BY-SA 4.0