麹屋
こうじや
名詞
標準
文例 · 用例
お話二つに別れまして麹屋では更に斯様な事は存じません。
— 三遊亭圓朝 『真景累ヶ淵』 青空文庫
という重ね/″\の礼まで書残してあるから、それッというので、麹屋の亭主は大勢の人を頼んで恐々ながら交遊庵に参ったのは丁度|夜の暁方、参って見ると戸が半ば明いて居ります、何事か分りません、小座敷には酒肴が散かって居り、四畳半の部屋に来て見ると情ない哉お隅は返り討に逢って非業な死に様。
— 三遊亭圓朝 『真景累ヶ淵』 青空文庫
花「みっともねえ面だなア、此奴も投込んで遣れ」 と襟髪を取って沼へ投り込み、傘を持ってのそり/\水街道の麹屋へ帰るという、角力取という者はおおまかなもので。
— 三遊亭圓朝 『真景累ヶ淵』 青空文庫
甲斐は心のなかで呟き、「くるみ味噌」を連想して、帰国以来、まだ麹屋又左衛門に会っていないことを思いだした。
— 第二部 『樅ノ木は残った』 青空文庫
「では麹屋の友次郎は」と周防が訊いた。
— 第二部 『樅ノ木は残った』 青空文庫
船岡では気候に変調があり、五月ころのような陽気がつづいたため、麹屋ではくるみ味噌を十幾|樽かだめにしたそうである。
— 第一部 『樅ノ木は残った』 青空文庫
「では麹屋はもう作るまい」「そうでしょうか」「彼は初めから気がすすまなかった」 甲斐は苦笑しながら云った。
— 第一部 『樅ノ木は残った』 青空文庫
そして麹屋又左衛門に相談した。
— 第一部 『樅ノ木は残った』 青空文庫