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土地土地

とちとち
名詞
1
標準
each locality
文例 · 用例
そこで、土地土地土地と、土地を第一に思っていたおふくろが、ぼれたなりに、今度は銭銭銭と、金のことばかりを独りごとに呟きだした。
黒島傳治 浮動する地価 青空文庫
北は東京近郊の板橋かけて、南は相模厚木辺まで蔓延していて、その土地土地では旧家であり豪家である実家の親族の代表者は悉く集っている。
岡本かの子 雛妓 青空文庫
その土地土地で松前追分とか渡島追分、江差追分とか呼んでるのがそれです。
北原白秋 フレップ・トリップ 青空文庫
土地土地、国々の風俗習慣によって、同じたなばた祭りもその祭り方に多少の相違があるようですが、この当時、すなわち徳川お三代ごろの江戸上流階級において、すこぶる盛んに用いられた方法は、王朝ながらの優雅をそのまま伝えたたんざく流し――俗にたなばた流しと称する催しでした。
へび使い小町 右門捕物帖 青空文庫
「料理屋へでも行つて飮食して見なけりや――僕はよく左樣思ふよ、其土地土地の色は彼樣いふ場所へ行つて見ると、一番よく出てる。
島崎藤村 伊豆の旅 青空文庫
空襲をうけた日本の土地土地の地質が変化した。
――こんにちの文学への疑い―― 「下じき」の問題 青空文庫
ああ生きる事がこんなにむずかしいものならば、いっそ乞食にでもなって、いろんな土地土地を流浪して歩いたら面白いだろうと思う。
林芙美子 新版 放浪記 青空文庫
無論何か便宜があつて、山へ行くとか、海のある地方へ行く場合は、その土地土地の釣魚を見学して来るつもりであるが、一週間に一日の休日、一日の終りの夕方から十時まで、この釣りに凝つてゐると非常に身体の調子がよい。
佐藤惣之助 夏と魚 青空文庫
作例 · 標準
日本全国を旅して、土地土地の文化や食習慣の違いを肌で感じた。
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土地土地に伝わる昔話には、その地域の歴史が色濃く反映されている。
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転勤が多い彼は、土地土地での出会いを大切にしている。
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