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段物

だんもの
名詞
1
標準
musical (dramatic) piece in several acts
文例 · 用例
それで十段物がとゞこほりなく纒まるのだ。
岡本綺堂 近松半二の死 青空文庫
また能は大概一日に五番と極まつて居るが近松あたりの作に五段物が多いのは能の五番から来たのではあるまいか。
正岡子規 病牀六尺 青空文庫
浄瑠璃は既に西京で味を覚えていたし、この丸本は一段物と違い、筋も充分分る所から、いよいよ興味をもって読初めた。
内藤鳴雪 鳴雪自叙伝 青空文庫
一段とり出して見ると、一幕物としての綜合のよく出来た、段物浄瑠璃が、よくあるものである。
折口信夫 戞々たり 車上の優人 青空文庫
兼好法師跡おひ、一段物にて御座候故、後より出し申候」とある。
折口信夫 由良助の成立 青空文庫
普通の受答えとしても短過ぎるこの一句を彼女に与えたぎりで、彼は別段物足りなさを感じ得なかった。
夏目漱石 道草 青空文庫
調子づいて声が大きくなる、唄は段物の一部分)馬鹿だね、エヘヘヘヘヘ。
長谷川伸 瞼の母 二幕六場 青空文庫
しかし、しばらくそうしていても、別段物音も聞えません。
江戸川乱歩 湖畔亭事件 青空文庫
作例 · 標準
歌舞伎の演目の中でも、特に長編の段物は見応えがある。
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彼は、伝統的な段物の研究に長年を捧げている。
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今回の発表会では、いくつかの段物の中から選んで披露することになった。
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