理由書
りゆうしょ
名詞
標準
文例 · 用例
彼は、二個の兵器、二人分の被服を失った理由書をかゝねばならぬことを考えていた。
— 黒島傳治 『雪のシベリア』 青空文庫
村川は死刑囚が裁判長の判決理由書を、読み聴かされているような気がした。
— 菊池寛 『第二の接吻』 青空文庫
が、若杉裁判長は、そんなことには一向頓着がないように、理由書の朗読が終ると、ドアを排してさっさと退席してしまいました。
— 菊池寛 『若杉裁判長』 青空文庫
同時に正面中央の二名の判官が立ち上って、「鼻の裁判開廷の理由書」を同音に読み上げます。
— 夢野久作 『鼻の表現』 青空文庫
五五 準拠法 準拠法は、我輩が明治二十九年法典調査会において法例を起草した際、マイリ(Meili)などのドイツ国際私法論者が用いた Massgebendes Recht という語に当嵌めた訳語であって、初めてこれを法例理由書の中に用い、その後広く行われるようになったのである。
— 穂積陳重 『法窓夜話』 青空文庫
五五 準拠法 準拠法は、我輩が明治二十九年法典調査会において法例を起草した際、マイリ(Meili)などのドイツ国際私法論者が用いた Massgebendes Recht という語に当嵌めた訳語であって、初めてこれを法例理由書の中に用い、その後広く行われるようになったのである。
— 穂積陳重 『法窓夜話』 青空文庫
彼は古我予審判事に対し、「予審決定に付意見書」 と題し放火殺人以下八罪につき東京地方裁判所の公判に附するの決定相成しものと思料する旨、理由書と共に提出した。
— 甲賀三郎 『支倉事件』 青空文庫
そうしてその理由書には「親子法においては、われらの第一法典はあらゆる擬制を排斥して、事実ありのままの状態、すなわち実際の親子関係をただちに表面に現わした。
— 末弘厳太郎 『嘘の効用』 青空文庫