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茶具

ちゃぐ
名詞
1
標準
文例 · 用例
それで、茶具の数も、定めの数の二十具を減して十六にし、また、十二具にし、やぶれた都籠から取出したのはぎりぎり間に合せの茶瓶、茶盞、茶罌ぐらゐの数に過ぎなかつた。
岡本かの子 上田秋成の晩年 青空文庫
ここへ二十七、八の太った女中が、茶具を持って上がってきた。
伊藤左千夫 春の潮 青空文庫
書生としては珍しい客だから宿の受けはもちろんよい、火鉢に茶具、比較的下等でないのを取りそろえて貸してくれた。
伊藤左千夫 廃める 青空文庫
……待て待て、茶具には何がある。
第九分冊 新書太閤記 青空文庫
見えるのは、茶具、香炉、書架の書巻などであったから、何となく気もおちつき、道誉の人柄までが、これまでになく優雅に思えた。
世の辻の帖 私本太平記 青空文庫