足癖
あしくせ異読 あしぐせ
名詞
標準
gait
文例 · 用例
久松橋の橋詰まで来ると、わたくしは足癖でひとりでに左の河沿いの方へ曲ります。
— 岡本かの子 『生々流転』 青空文庫
石垣の下で拾ったお駒の草履は、その鼻緒の曲がった足癖と、底の減りぐあいとで、右の足に穿き慣れたものだということがすぐに判りました。
— 張子の虎 『半七捕物帳』 青空文庫
なあに、そんなことがあるものか、自分というやつの手癖足癖が悪いから、こうなったに相違ないが、嬶が良かったらこうならずに済んだかと思われるのも、まんざら愚痴じゃあるめえ。
— 椰子林の巻 『大菩薩峠』 青空文庫
長く使つた草履や下駄にはその人の足跡が付いて居ると思ふ、――どうだ、この草履は汚れて濡れてゐるだけに、足癖も一と眼でわかりやしないか」「さう言へば、親指を蝮にして履く癖や、土踏まずの深いところは――」「誰だえ」「友吉どんの足のやうですが」「よし/\、さうはつきり言つてくれた方が宜い。
— 恋をせぬ女 『錢形平次捕物控』 青空文庫
物を考えるともなく、平次の足癖は、そこからあまり遠くない、左内坂の成瀬九十郎のところを訪ねました。
— 忍術指南 『銭形平次捕物控』 青空文庫
ガニ股の男には、こんな内輪の足癖が、よくあるものだ。
— 江戸川乱歩 『何者』 青空文庫
第二には、偽の足跡をつける場合、往復の逆であることを看破されないために、足跡の重なることを避けた程綿密な彼が、自分の足癖をそのまま、内輪につけて置いたというのも信じ難いことです」 赤井さんの声が続く。
— 江戸川乱歩 『何者』 青空文庫
「ゆるりと歩もう」 武蔵は、意識的に、大股な足癖を惜しんで――「……さて、人間の世をながめるのも、今夜かぎりとなったな」 なんの詠嘆でもない、悲嘆でもない、そう痛切なる感慨では決してなかった。
— 風の巻 『宮本武蔵』 青空文庫
作例 · 標準
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標準
leg technique
作例 · 標準
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