敵
かたき
名詞-接尾辞名詞頻度ランク #1881 · 青空 17976 例
標準
rival
文例 · 用例
ああ、するどき薄刃をさげ、左手をもつて敵手に揖す、はや東雲あくる楢の林に、小鳥うたうたひ、きよらにわれの血はながれ、ましろき朝餉をうみなむとす。
— 萩原朔太郎 『決鬪』 青空文庫
敵萩原朔太郎鶉や鷓鴣の飛びゆくかなたにふたたび白堊の城は現はれ 風のやうに消えてしまつた。
— 萩原朔太郎 『敵』 青空文庫
大風の吹く城の向うで化猫草の穗のゆらゆらとうごいてゐてなにものかかなしい追憶の敵が笑つてゐる。
— 萩原朔太郎 『敵』 青空文庫
明らさまに言へば、『愛の詩集』の後半に現はれた彼の思潮とその傾向とは、私の立場からみて全く相反目する所の敵国である。
— 愛の詩集の終りに 『愛の詩集』 青空文庫
耶蘇、日本の敵です』と、至るところで彼は耶蘇教を罵り、その宣教師を仇敵のごとく憎んでいる。
— 室生犀星と佐藤春夫の二詩友を偲びつつ 『小泉八雲の家庭生活』 青空文庫
だから主觀性のない文學は、私の意味での「詩」でない上に、自分の藝術上の立場として、對蹠的な地位に敵視するものでなければならぬ。
— 萩原朔太郎 『芥川龍之介の死』 青空文庫
そして芥川君の文學は、正にこの點で自分の敵――しかも最も強力な敵、それへの戰で最大の名譽を感ずるほど、それほど偉大で強力な敵。
— 萩原朔太郎 『芥川龍之介の死』 青空文庫
それ故に芥川君は、私にとつて一面の「敵」でありながら、同時にまた一面の「愛人」だつた。
— 萩原朔太郎 『芥川龍之介の死』 青空文庫
作例 · 標準
「あいつだけには絶対に負けたくない」と、彼は幼馴染の親友を一生の敵として意識している。
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チェスの大会で、宿命の敵とついに決勝の舞台で相まみえることになった。
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切磋琢磨し合える良き敵がいるからこそ、自分をここまで高めることができたのだ。
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標準
revenge
作例 · 標準
親の敵を目の前にして、若き侍の体は激しい怒りと使命感で震えていた。
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「よくも兄さんを!」彼は叫び、一族の敵に向かって真っ向から斬りかかった。
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十年の歳月をかけて各地を放浪し、ようやく探し求めていた敵の居所を突き止めた。
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標準
spouse
作例 · 標準
「お似合いの敵(かたき)ですね」と仲人に言われ、二人は気恥ずかしそうに微笑み合った。
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互いに欠けた部分を補い合える、生涯の敵(かたき)に巡り会えたことは人生最大の幸運だ。
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病める時も健やかなる時も、良き敵(かたき)として共に歩むことを神前で誓った。
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