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嗄れ嗄れ

かれがれ
形容動詞
1
標準
hoarse
文例 · 用例
ただ昔のままをとどめてなつかしいのは放課後の庭に遊んでいる子供らの勇ましさと、柵の根もとにかれがれに咲いた昼顔の花である。
寺田寅彦 花物語 青空文庫
もう秋草の花は皆衰えてしまって、かれがれに鳴く虫の声と松風の音が混じり合い、その中をよく耳を澄まさないでは聞かれないほどの楽音が野の宮のほうから流れて来るのであった。
源氏物語 青空文庫
轡虫の声もかれがれに、寒そうにコオロギが鳴いていた。
田山花袋 田舎教師 青空文庫
・草にも風が出てきた豆腐も冷えただろ・ゆふなぎを、とんでゐるてふねてゐるてふ・田の草をとるせなかの子は陽にやかれ・めつきり竹になつてしづくしてゆふ風に・ここを死場所として草はしげるまゝに・汲む水もかれがれに今日をむかへた 七月廿一日曇、時々雨、よその夕立のこぼれだらう。
種田山頭火 其中日記 青空文庫
散々叫びつづけ、鳴きつづけて喉もかれがれになると、彼はあきらめた様にだまり返って仕舞った。
宮本百合子 一条の繩 青空文庫
ケリルは髪もしろくなって楡の葉のようにかれがれになった。
フィオナ・マクラウド Fiona Macleod 約束 青空文庫
次に時雨になりますと、やはり陰気な心持はないことはありませんが、それよりもからびた趣が主になりますからその煙さえも何だかかれがれの煙で、家も妖怪もすべて油気の抜けた寂滅に近いもののような感じがします。
高浜虚子 俳句とはどんなものか 青空文庫
作例 · 標準
風邪をひいて、声が嗄れ嗄れになってしまった。
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彼は、長時間の講演で嗄れ嗄れの声で話し続けた。
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「助けて…」と、彼女は嗄れ嗄れの声で訴えた。
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嗄れ嗄れ(かれがれ) — 幻辞.com