神経性
しんけいせい
名詞-の形容詞
標準
nervous
文例 · 用例
神経性営養不良なんだ。
— 宮沢賢治 『フランドン農学校の豚』 青空文庫
この蟷螂少からず神経性だと見える。
— 北原白秋 『フレップ・トリップ』 青空文庫
それは子供に多くございまして、俗に虫のせいだとか癇のせいだと申しておりますが、医学上では異嗜性とか申すそうで、その原因はまだはっきりとは判っていませんが、やはり神経性の病気であろうということでございます。
— 岡本綺堂 『鰻に呪われた男』 青空文庫
だが、その目覆ひの直ぐ下の有様を想ふと、気味悪くて近づけぬと神経性の痙攣を全身に波立せた。
— 牧野信一 『木枯の吹くころ』 青空文庫
傍に行って又呼ぶと、芳子は青い神経性の顔を擡げた。
— 田山花袋 『蒲団』 青空文庫
」勇吉は神経性の暗い顔をして、「薬なんぞ買うものは一人もありゃしない。
— 田山花袋 『トコヨゴヨミ』 青空文庫
人道主義的なセンチメンタリズムを蹴たおして、仮借なく現実を踏み越えて生きようとする気組も、作品として十分の落付いた肉づけ、客観的な描破力を伴わないと、結果としては案外に単純な神経性ヒロイズムやスリルの追求に堕す危険をもつのである。
— 宮本百合子 『文芸時評』 青空文庫
――リッケルト教授には自分の家を離れると不安を感じるという一種の神経性の病気――学生たちはたしか“Platzangst”と称していた――があるということで、大学へはいつも夫人と書生のようにしていたアウグスト・ファウスト氏とが附き添って馬車で来られた。
— 三木清 『読書遍歴』 青空文庫
作例 · 標準
神経性の胃炎は、ストレスや不安が原因で発症することが多い。
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彼女はいつも神経性の咳が出ると言って、会議を途中退席することがあった。
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医師は、そのめまいが神経性のものである可能性を指摘しました。
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