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捻切

捻切
名詞
1
標準
文例 · 用例
更めて其の印を見せう、……前刻も申した、鮫膚の縮毛の、醜い汚い、木像を、仔細ありげに装ふた、心根のほどの苦々しさに、へし折つて捻切つた、女の片腕、今返すわ、受取れ。
泉鏡太郎 神鑿 青空文庫
表の店の鉄の棒が、飴を捻るように捻切ってありました。
市中騒動の巻 大菩薩峠 青空文庫
それを捻切ったのは十五六の子供であったということ、それは天狗の子に相違ないということ、天狗の子供が先に立って、大勢の指図をして歩くのだというようなことが言い触らされました。
市中騒動の巻 大菩薩峠 青空文庫
雨畑から小河内へ踰える日に、雨畑川の上流|捻切沢で驟雨に襲われ、暫く木蔭に雨宿りをしていると、渓水が少しく増して急に水の中がざわつき出した。
木暮理太郎 大井川奥山の話 青空文庫