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枕経

まくらぎょう
名詞
1
標準
sutra recitation at the bedside of a deceased person
文例 · 用例
前にも申しました通りバクチは親父の生きとる中は大幅で遣れませんでしたが、死ぬると一気に通夜の晩から枕経の代りに松切坊主を初めましたので、三年経たぬ中に身代がガラ崩れのビケになってしもうた。
夢野久作 近世快人伝 青空文庫
僧侶を頼んで、枕経を読んで貰ふ事はおろか、焼場にさへも運ぶ金もないのだ。
林芙美子 浮雲 青空文庫
彼は問に応じて、――夕食後の七時半から八時頃迄の間は、檀家葛城家の使者と会談し、それから同家に赴いて枕経を上げ、十時過ぎ帰宅したと云う旨を述べ終ると、俄かに襟を正し威圧せん許りな語気になって、この事件の鍵は、俗人には見えぬ法の不思議にある――と云い出した。
小栗虫太郎 後光殺人事件 青空文庫
「伜、まだ、狽てるには及ばぬぞ――老中、若年寄、わしと、親類同然にまじわったこともある人々じゃ――何とか、手立てが残っておらぬでもあるまい」 冬の日が、わびしく夕ざれて、夜になって、仏間の方では、枕経のこえが、うら淋しく断続している。
三上於菟吉 雪之丞変化 青空文庫
作例 · 標準
医師から危篤を告げられ、家族は急いで僧侶に枕経を依頼した。
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故人が息を引き取った後、静かに枕経が上げられた。
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枕経は、故人の安らかな旅立ちを願う大切な儀式だ。
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ウィキペディア

枕経(まくらきょう、まくらぎょう)とは、死者の枕元でお経などをあげる事。臨終諷経(りんじゅうふぎん)、枕頭回向(ちんとうえこう)、臨終勤行。浄土真宗では枕勤めともいう。

出典: 枕経 — ウィキペディア / CC BY-SA 4.0