蚕蛾
かいこが異読 カイコガ
名詞
標準
silkworm moth
文例 · 用例
そうすると、その死がいの頭から、かいこが生まれ、両方の目にいねがなり、二つの耳にあわがなりました。
— 鈴木三重吉 『古事記物語』 青空文庫
丁度これは遂に行き暮れた旅人がやっとの思いで一夜の宿りの場所を見付けてほっとした様なものであり、又これは年老いたかいこが繭を作って籠る様なもので真にはかないものではあるが何か心楽しいものではあるのである。
— 鴨長明 『現代語訳 方丈記』 青空文庫
自分だけ飼わぬと答えるのは、なんだか理科に対して、不熱心に思われはせぬかと考えたので、「僕、かいこを飼いたいのですけれど、かいこがないのです。
— 小川未明 『芽は伸びる』 青空文庫
私の家にも、おかいこがありますからね。
— 小川未明 『芽は伸びる』 青空文庫
かいこが、いよいよ上がりかけたのです。
— 小川未明 『芽は伸びる』 青空文庫
「お母さん、おかいこが口から糸を出したら、まぶしに入れてください。
— 小川未明 『芽は伸びる』 青空文庫
あそこは、かいこや生糸のことをしらべているお役所だから、かいこがかってあると思うわ。
— 小川未明 『正ちゃんとおかいこ』 青空文庫