溝跡
みぞあと
名詞
標準
文例 · 用例
ピストルの内部を開いて螺旋溝の寸法を顕微鏡で測ってみると、兼ねて押収して置いた被害者達の体内をくぐった弾丸の溝跡の寸法と完全に一致した。
— 海野十三 『省線電車の射撃手』 青空文庫
「溝跡までが同じであるのに、違うというんですか」警部は、すこし冷笑を浮べて云った。
— 海野十三 『省線電車の射撃手』 青空文庫
犯人はピストルの弾丸には人間で言えば指紋のようにピストル独特の溝跡がつくこと位よく知っていたのです。
— 海野十三 『省線電車の射撃手』 青空文庫
犯人は、こうしてピストル特有の溝跡がついた弾丸を、又別に持っている無螺旋のピストル、それは多分、上等の玩具ピストルを改造したんだろうと思われますが、その別なピストルに入れて、省線電車の中に持ちこんだんです。
— 海野十三 『省線電車の射撃手』 青空文庫