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クロノス

クロノス
名詞
1
標準
Cronus
文例 · 用例
ジュピター(ツォイス)がサターン(クロノス)を貶してタルタロスに閉じ込めたときから、時代は前ほどに幸福でない白銀時代となり、既に冬や夏や秋が春と交代して現われるようになった。
スワンテ・アウグスト・アーレニウス Svante August Arrhenius 宇宙の始まり 青空文庫
この母神その子クロノスに勤めて、父神ウラノスを殺さしむ。
高木敏雄 比較神話学 青空文庫
かくて、殺されし父神の呪咀、殺せし其子の身にかかりて、後に至りて、クロノスも亦た、同様の運命に遭遇するに至る。
高木敏雄 比較神話学 青空文庫
其はじめの、天然的分子を含むこと甚しき、天地開闢に関する部分を除きて、人文神話的性質の、稍明かなる部分に就て、之を述べんに、第一回の主宰神は、天神ウラノスにして、第二回の主宰神は、天神クロノスなり。
高木敏雄 比較神話学 青空文庫
クロノスはウラノスの末子、ツォイスも亦た、クロノスの末子なり。
高木敏雄 比較神話学 青空文庫
ウラノスの宇宙主宰倒れて、主権クロノスの手に移り、クロノスの世界政治覆えりて、主権遂にツォイスの手に帰するに至りしは、决して尋常一様の継承相続の結果には非ずして、純然たる一種の革命の結果に外ならず。
高木敏雄 比較神話学 青空文庫
簡単に述べんにウラノスはその末子クロノスに殺され、クロノスの末子ツォイスは、其独特の武器電光霹靂を恣にして、其父の軍を滅したるなり。
高木敏雄 比較神話学 青空文庫
ウラノスの殺されしも、クロノスの滅されしも、進歩に対する犠牲にして、而して、何れの場合に、於ても、末子の手に主権の帰せしを説くは、物は後に至りて愈完全に、社会は時代を経て、益々円満に近くものなりとの思想を、示すものなり、否其思想の自ら、神話の中に現われたるなり。
高木敏雄 比較神話学 青空文庫
ウィキペディア

クロノス は、ギリシア神話の農耕の神である。巨神族ティーターンの長であり、ウーラノスの次に全宇宙を統べた二番目の神々の王でもある。アダマスの鎌を武器とする。ゼウスの父親としてもよく知られており、ティーターン神族を率いてオリュンポスの神々と大戦争を行った。

出典: クロノス — ウィキペディア / CC BY-SA 4.0