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浮かない顔

うかないかお
表現名詞
1
標準
looking depressed
文例 · 用例
主人は水の中から葉を一枚とってしきりにしらべていましたが、やっぱり浮かない顔でした。
宮沢賢治 グスコーブドリの伝記 青空文庫
女房や娘の浮かない顔色をみて、由兵衛は叱るように言い聞かせた。
岡本綺堂 経帷子の秘密 青空文庫
李は顔色を変えて、「あなたは、どっちも佳い女だとおっしゃるのですが、それは私に言うからでしょ、蓮香さんは月宮殿の仙女だわ、私なんかが、どうしてよりつけるものですか」 と言って浮かない顔をした。
田中貢太郎 蓮香 青空文庫
おとよさんの浮かない顔するのもそれゆえと思えばかわいそうになってくる。
伊藤左千夫 隣の嫁 青空文庫
省作も何となし気が咎めてか、浮かない顔をして、わが家の門をくぐったのである。
伊藤左千夫 春の潮 青空文庫
こうすこしぽかぽか暖かくなってきますと、どうも家にばかりおられませんから」 老人は糟谷の浮かない顔などにはいっこう気もつかず、かってに自分のいいたいことをいっている。
伊藤左千夫 老獣医 青空文庫
六三郎はやっぱり浮かない顔をして聴いていた。
岡本綺堂 心中浪華の春雨 青空文庫
」 やがて三郎さんが、店で遊ぶにも飽きたやうに、浮かない顔をしてこちらへ上つて来られた。
鈴木三重吉 桑の実 青空文庫
作例 · 標準
例句