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荒び

すさび
名詞頻度ランク #1735 · 青空 0
1
標準
amusement
文例 · 用例
かゝる人なりければ其|面貌も恐ろしげに荒びて夷などの如くなりけむ、孔子も貌を以て人を取りつ之を子羽に失しぬと云ひ玉へり。
幸田露伴 花のいろ/\ 青空文庫
人々は左右に開く)荒び、すさみ、濁り汚れ、ねじけ、曲れる、妬婦め、われは、先ず何処のものじゃ。
泉鏡花 多神教 青空文庫
」  と荒びた処が、すなわち、その山の神で……「第一、大すきな柿を食べています。
泉鏡花 若菜のうち 青空文庫
荒びすさんだ焼跡の仮小屋の慰藉になるものは金魚以外にはない。
岡本かの子 金魚撩乱 青空文庫
それがせめてもの思遣りに見えたけれども、それさえ、そうした度の過ぎた酒と色に血の荒びた、神経のとげとげした、狼の手で掴出された、青光のする腸のように見えて、あわれに無慚な光景だっけ。
泉鏡花 南地心中 青空文庫
命はなおひきつづいて、そのほかさまざまの荒びる神どもをなつけて従わせ、刃向かうものをどんどん攻め亡ぼして、とうとう天下をお平らげになりました。
鈴木三重吉 古事記物語 青空文庫
正成|夙に戦死し、続いて北畠|顕家は和泉に、新田義貞は北陸に陣歿し、今や南朝は落漠として悲風吹き荒び、ひたすら、新人物の登場を待って居た。
菊池寛 四条畷の戦 青空文庫
何となく涸れて荒びて、主やあらん、その、主の留守の物寂しい。
泉鏡花 沼夫人 青空文庫
作例 · 標準
退屈な午後の慰みとして、手慰みの荒びに筆を走らせてみた。
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厳しい修行の合間に、和歌を詠むことを心の荒びとしていた。
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彼は世俗を離れ、山奥で風流な荒びに耽る毎日を送っている。
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