応多おうさわ名詞1標準文例 · 用例多良井家から絲屋清三郎にやつた金は二十兩、清三郎はそれを商賣に廻して、いくらかの利潤を見たことだらうし、八五郎を動かして、一應多良井家の内輪を探らせた平次も、それを言ひ立てて、多良井家に目に物見せるわけには行かなかつたものか、何も彼も無事にそして平凡に日が經つて行くのでした。— 蹄の跡 『錢形平次捕物控』 青空文庫