仕置場
しおきば
名詞
標準
execution ground
文例 · 用例
あの………扉の、お仕置場らしい青竹の矢来の向うに……貴女等の光景をば。
— 泉鏡花 『南地心中』 青空文庫
御承知の通り、江戸時代の鈴ヶ森は仕置場で、磔刑や獄門の名所です。
— 妖狐伝 『半七捕物帳』 青空文庫
その当時の東海道は品川から浜川、鮫洲で、鮫洲から八幡さまのあたりまでは、農家や漁師町が続いていますが、それから大森までは人家が途切れて、一方は海、いわゆる安房上総をひと目に見晴らすことになる訳で、仕置場までの間を鈴ヶ森の縄手と呼んでいました。
— 妖狐伝 『半七捕物帳』 青空文庫
その縄手を越えて、仕置場の前を通りぬけて、大森の入口へ差しかかるのですから、昼は格別、夜はどうも心持のよくない所です。
— 妖狐伝 『半七捕物帳』 青空文庫
なにしろ場所が場所ですから、日が暮れると縄手に追剥ぎが出るとか、仕置場の前を通ったら獄門の首が笑ったとか、とかくによくない噂が立つ。
— 妖狐伝 『半七捕物帳』 青空文庫
ここらに仕置場があるなどと話しながら歩いて来ると、暗いなかに一本の大きい松が見えた。
— 妖狐伝 『半七捕物帳』 青空文庫
それを越えると浅草町で、それからは家がなくなってお仕置場の小塚原……千住となります。
— 大火以前の雷門附近 『幕末維新懐古談』 青空文庫
見ると仕置場の跡とある。
— 夏目漱石 『倫敦塔』 青空文庫
作例 · 標準
あの場所は、かつて仕置場として使われていたらしい。
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仕置場とされた広場は、今では公園になっている。
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村人たちは、仕置場での出来事を決して口にしなかった。
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