膜質
まくしつ
名詞名詞-の形容詞
標準
property of a film or membrane
文例 · 用例
すなわちこの実の藍色なのは単にその実の表皮だけであって、その表皮は極めて菲薄な膜質で何の色汁も含んでいない。
— 牧野富太郎 『植物記』 青空文庫
葉の本には膜質褐色の袴がある。
— 牧野富太郎 『植物記』 青空文庫
この葉柄はかく地下茎の節より出ずるものだが、この節には数片の始め白色後黒色になる膜質の大なる鱗片が生じて居ます。
— 牧野富太郎 『植物記』 青空文庫
またその形状ならびに厚薄等も相同じからずと雖も大抵洋紙質あるいは膜質をなししかして上端は尖るを常とす。
— 牧野富太郎 『植物記』 青空文庫
※穎は大抵膜質を成しその両縁、内に包み背部に二条の縦脊あるを常とす。
— 牧野富太郎 『植物記』 青空文庫
花には小梗があり、もとの方にはこれを擁して膜質の苞がある。
— 牧野富太郎 『植物知識』 青空文庫
しかして、女子はその心面の膜質いたって柔らかにして、宗教の風に変質しやすきをもって、将来の布教は女子を教育するよりほかに手段なしというにあり。
— 井上円了 『欧米各国 政教日記』 青空文庫
そしてそのぼんやり蝙蝠の翼に凝集した膜質の煙の中に現わるるものは、眠れるサイキーの上に飛ぶ夢と夜と死との黙々たる三魔神である。
— LES MISERABLES 『レ・ミゼラブル』 青空文庫
作例 · 標準
この新素材は、非常に薄くても高い強度を持つ膜質が特徴だ。
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生体膜の膜質は、その機能にとって極めて重要である。
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塗装の膜質を評価するために、顕微鏡で表面を観察した。
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