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能う

あたう
動詞-五段-ウ行動詞-自動詞
1
標準
to be able (to do)
文例 · 用例
がそれは到底説明し能うべき問題でないような気がするから、結局面白く感ずるのは、その人が何等かの味いに触れるからという、概念的結論に帰着する外無いかも知れない。
伊藤左千夫 歌の潤い 青空文庫
彼は、能う限り素早く射撃をつゞけて、小屋の方へ退却した。
黒島傳治 前哨 青空文庫
けれども私は抽象的なものの言いかたを能う限り、ぎりぎりにつつしまなければいけない。
太宰治 玩具 青空文庫
花田  俺たちは力を協せて、九頭竜という悪ブローカーおよび堂脇という似而非美術保護者の金嚢から能うかぎりの罰金を支払わせることを誓う。
有島武郎 ドモ又の死 青空文庫
上に立つ大勢の人々は綱を操って彼の行動を助け、且つ幾多の松明を振翳して、能う限りの光明を彼の行手に与えて居た。
岡本綺堂 飛騨の怪談 青空文庫
ほほ、うやまってもおす、というような書きだしで能うかぎりの悪ふざけとごまかしを書くことであって、三郎の性格に全くぴたりと合っていたのである。
太宰治 ロマネスク 青空文庫
ただこの書物が、詩という芸術の真本質を、内容と形式との二部にわたって、能う限り論理的に、合理論によって弁証したものであることだけを、本誌の読者のために告げておこう。
萩原朔太郎 詩の原理 青空文庫
ある種の嗜慾以外は、貪り能う飽和点を味い締められるが故に却って恬淡になれた。
岡本かの子 食魔 青空文庫
作例 · 標準
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