羅語
らご
名詞
標準
Latin (language)
文例 · 用例
「天平宝字五年春正月、美濃と武蔵二ヶ国の少年二十人ずつに新羅語を習わせた」 という記事もある。
— 高麗神社の祭の笛――武蔵野の巻―― 『安吾の新日本地理』 青空文庫
この呪文は暹羅語で、(アルス・ロンガ・ヴイタ・ヴレヴイス)というのですが、モナコの模擬貨幣が暹語を知ってるはずはありません。
— 南風吹かば ――モンテ・カルロの巻―― 『ノンシャラン道中記』 青空文庫
校庭宮沢賢治さ霧する白き木柵幹彫れる桐のいくもと剥げそめし白きペンキの木柵に人人は倚りそのペンキあるいは剥げあるものは庭をのぞめり一鐘のラッパが鳴りて急ぎ行く港先生白堊城秋のガラスはひらごとにうつろなりけり
— 宮沢賢治 『校庭』 青空文庫
あのかたは、これからご自分のお部屋に歸るのでせう。
— 太宰治 『お伽草紙』 青空文庫
おれの考へてゐるのは対称はとりながらごく不規則なモザイクにしてその境を一尺のみちに練瓦をジグザグに埋めてそこへまっ白な石灰をつめこむ。
— 宮沢賢治 『花壇工作』 青空文庫
陽春ああ、春は遠くからけぶつて来る、ぽつくりふくらんだ柳の芽のしたに、やさしいくちびるをさしよせ、をとめのくちづけを吸ひこみたさに、春は遠くからごむ輪のくるまにのつて来る。
— 萩原朔太郎 『月に吠える』 青空文庫
中央アジアの旅行中シナの大官からごちそうになったある西洋人の紀行中の記事に、数十種を算する献立のどれもこれもみんな一様な黴のにおいで統括されていた、といったようなことを書いている。
— 寺田寅彦 『日本人の自然観』 青空文庫
中尊寺〔二〕宮沢賢治白きそらいと近くしてみねの方鐘さらに鳴り青葉もて埋もる堂のひそけくも暮れにまぢかし僧ひとり縁にうちゐてふくれたるうなじめぐらし義経の彩ある像をゆびさしてそらごとを云ふ
— 宮沢賢治 『中尊寺〔二〕』 青空文庫
作例 · 標準
明治時代の医学書には、当時の教養であった羅語(ラテン語)の専門用語が頻繁に登場する。
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羅語は現代では日常的に話されることはないが、学術用語の根幹として今も生き続けている。
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図書館の奥に、18世紀に羅語で記された古い植物図鑑がひっそりと収蔵されていた。
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