乱酒
らんしゅ
名詞
標準
drunken spree or frenzy
文例 · 用例
若い学生たちの乱酒と騒擾とに驚いたのだろう。
— 北原白秋 『フレップ・トリップ』 青空文庫
少年時代から豪酒の素質を持ってはいたが、酒に淫することなどは、決してなかったのが、今では大杯をしきりに傾けて、乱酒の萌がようやく現れた。
— 菊池寛 『忠直卿行状記』 青空文庫
樹明君を学校に訪ねたが、乱酒のため憔悴した相貌を見るに堪へないで、早々別れて戻つた、あゝ。
— 種田山頭火 『其中日記』 青空文庫
欠席、乱酒、彷徨、怠惰、病気、借金、これらのもののなかを転っていた私の生活はけっして明るいものではなかった。
— 倉田百三 『愛と認識との出発』 青空文庫
当時の私は一カ月の生活が乱酒さえしなければ楽にいけるという程度だった上に、前にもいう金づかいの下手な男だったからしょせんその才覚はできなかった。
— 正岡容 『わが寄席青春録』 青空文庫
大久保辺にて運転手李某とよべる韓人乱酒なし、刀を振つて道路を行くもの十七人を斬りしといふ。
— 断腸亭日記巻之五大正十年歳次辛酉 『断腸亭日乗』 青空文庫
彼の乱酒行のもっとも甚だしい時であった。
— ――萩原朔太郎―― 『わが愛する詩人の伝記(三)』 青空文庫
どうせ臆病馬吉の芸当だから、糸に乗るような代物じゃねえが、こちとらの酒までまずくさせるのは業腹だね」「――おや、今晩はいつもよりうめえようだが――」「うまくたって、女を口説く足しにはならねえよ」「違えねえ」「ハッハッハッ」 二人は顔見合せて笑いながら、もとの乱酒の席に還りました。
— 鐘五郎の死 『銭形平次捕物控』 青空文庫
作例 · 標準
彼は失恋のショックから立ち直れず、連日連夜、乱酒を繰り返して健康を害した。
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忘年会の席で乱酒した挙句、上司に暴言を吐いてしまったことを翌朝激しく後悔した。
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穏やかな性格の彼だが、一度乱酒が始まると手がつけられないほど暴れ出す。
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