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評判記

ひょうばんき
名詞
1
標準
written commentary on notable events or persons
文例 · 用例
此間やまと新聞かで品川芸者の評判記が出てゐたが、おもちやさんが一流の流行つ児だと書いてあつたんだ、蔭乍ら喜んで居たよ。
平出修 二黒の巳 青空文庫
それともダンスホールか」カフェーやダンスホールの評判記でかなりの読者を獲得している新聞だったのだ。
織田作之助 青春の逆説 青空文庫
十年間語学の教師をして、世間には杳として聞こえない凡材のくせに、大学で本邦人の外国文学講師を入れると聞くやいなや、急にこそこそ運動を始めて、自分の評判記を学生間に流布した。
夏目漱石 三四郎 青空文庫
式亭三馬の「客者評判記」のうちに、襟巻をした町人らしい人物が炬燵を前にして、春狂言の番附を見ている挿画がある。
岡本綺堂 明治劇談 ランプの下にて 青空文庫
その頃は雑誌のたぐいが極めて少数であったから、『歌舞伎新報』に六二連の評判記が掲載される以外に、雑誌の劇評というものは殆んど見られなかった。
岡本綺堂 明治劇談 ランプの下にて 青空文庫
○こういうように毎日集まって話をして居る内には自ら俳友仲間の評判なども常に出るので、それがために前々号に挙げた『俳諧評判記』のような者も出来た次第である。
正岡子規 病牀苦語 青空文庫
とにかく明治十四年春の評判記を見たまへ。
三木竹二 両座の「山門」評 青空文庫
十年間語学の教師をして、世間には杳として聞えない凡材の癖に、大学で本邦人の外国文学講師を入れると聞くや否や、急に狐鼠々々運動を始めて、自分の評判記を学生間に流布した。
夏目金之助 三四郎 青空文庫
作例 · 標準
江戸時代、歌舞伎役者の人気や実力を格付けした「役者評判記」が流行した。
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古本屋の隅で見つけた古い評判記には、当時の風俗が詳しく記されている。
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現代のグルメサイトは、ある意味で江戸時代の評判記に近い役割を果たしている。
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