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産婦人

さんふじん
名詞
1
標準
文例 · 用例
木村の父親は産婦人科医だった筈だ。
織田作之助 それでも私は行く 青空文庫
修一は学校を出ると、附属病院の産婦人科の助手になつた。
織田作之助 六白金星 青空文庫
患者の中には良家の者らしい若い女性もゐたが、産婦人科へ生娘が来る例しもすくなかつた。
織田作之助 六白金星 青空文庫
夜六時から九時まで三時間の勤務で月給六十円だから、待遇は悪くはなかつたが、その代り内科、小児科、皮膚科、産婦人科の四つも持たされ、経験のない楢雄では誤診のないのが不思議なくらゐだつた。
織田作之助 六白金星 青空文庫
なに婦人科だつて僕が診れんといふわけはないんだが、田舍の醫者は、内科も外科も産婦人科も耳も鼻も眼を何もかも一緒で、誰も怪しまないんだが、僕はまだすつかりさうは成り切れんもんだから……そんなことを云つては居れない、追々僕もさうなつてしまふでせうけれどね。
島木健作 續生活の探求 青空文庫
」 縣廳のある町に産婦人科の病院を持つてゐる藤崎氏の名を知らぬものは少い。
島木健作 續生活の探求 青空文庫
八 八月の中旬に倉持が神経痛が持病の母について、遠い青森の温泉へ行っている間に、銀子もちょっと小手術を受けるために、産婦人科へ入院した。
徳田秋声 縮図 青空文庫
銀子は二月ほど前に、千葉で結婚をし損なった栗栖が、この土地の病院の産婦人科の主任となって赴任したことを知っていたが、わざと寿々廼家のかかりつけの、個人経営の医院で手術を受けることにした。
徳田秋声 縮図 青空文庫