意を得ない
いをえない
表現形容詞
標準
beyond one's comprehension
文例 · 用例
」と、その意を得ない様子で、三指のまま頭を上げた。
— 泉鏡花 『伊勢之巻』 青空文庫
いささかもその意を得ないで、「なぜだろうかね。
— 泉鏡花 『草迷宮』 青空文庫
五「歌の先生、三十一文字の野郎で、それが敵、へい、」とばかりで紋床も変に思い、金之助もその意を得ない様子である。
— 泉鏡花 『三枚続』 青空文庫
写真を提供された川本健さん、北垣内滋子さん、佐伯彩路さん、長沼毅さん、細井明子さん、細井真人さんには了承を得たが、本来の著作権者の同意を得ないまま使っているものがあるかもしれない。
— 富田倫生 『本の未来』 青空文庫
源氏に対して何かの場合に意を得ないことを政府がする、それが次第に多くなっていくのを見て、源氏は予期していたことではあっても、過去に経験しなかった不快さを始終味わうのに堪えがたくなって、人との交際もあまりしないのであった。
— 榊 『源氏物語』 青空文庫
ところが見れば毫もその意を得ない。
— 夏目漱石 『三四郎』 青空文庫
町人の子どもと武士の子どもが喧嘩をした場合に、武家の師匠が町人の贔屓をして、武士の子供を手ひどく折檻するのは其意を得ないという肚もあります。
— 岡本綺堂 『三浦老人昔話』 青空文庫
「中将をきらうことは内大臣として意を得ないことですよ。
— 常夏 『源氏物語』 青空文庫
作例 · 標準
専門用語ばかり並べ立てられた説明は、門外漢の私には全く意を得ないものだった。
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彼の支離滅裂な言い訳を聞かされ、一同は意を得ないという顔をして顔を見合わせた。
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古い文献を紐解いてみたものの、独特の文体と言い回しに阻まれて意を得ない。
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