来次
きすき
名詞
標準
文例 · 用例
従って中等学校では生徒がある特殊な専門に入るだけの素養が出来次第その学科に対するだけの免状をやる事にすればいい。
— 寺田寅彦 『アインシュタインの教育観』 青空文庫
それ以来次第に研究を進めてみると、章魚船には限らず一般に頭足類の動物中にはこの種の生殖法が特有なものだという事が知れて来た。
— 寺田寅彦 『話の種』 青空文庫
じゃ、あたし仕度出来次第に早く此処を発つ。
— 岡本かの子 『ドーヴィル物語』 青空文庫
(三)正中来次は平等方面のみを眺むる場合であります。
— 岡本かの子 『仏教人生読本』 青空文庫
即ち、まず民間の好事家の手元に残っている人形を狩り集め、足らぬ分は阿波の人形師が腕によりを掛けて作ろうと申し出たということであり、準備が出来次第新しい旗上げ興行を行うというこの記事ほど、時宜に適った新聞記事を最近私は読んだことがない。
— ――戦災余話 『起ち上る大阪』 青空文庫
実際彼の頭脳は病気以来次第にさえて来て、終日読書していても少しも疲れないのみならず、自分でも不思議に思うほど鋭く働いていた。
— 寺田寅彦 『球根』 青空文庫
当分|潜っていて、足場が出来次第後妻や子供たちを呼び寄せることになっていた。
— 徳田秋声 『仮装人物』 青空文庫
其上この五六年来次第に肥満して来たので、中々立派に見える。
— 夏目漱石 『それから』 青空文庫