出離生死
しゅつりしょうじ
名詞
標準
entering nirvana
文例 · 用例
位人臣を極め、一門の榮華は何れの國、何れの代にも例なく、齡六十に越え給へば、出離生死の御營、無上菩提の願ひの外、何御不足のあれば、煩惱劫苦の浮世に非道の權勢を貧り給ふ淺ましさ。
— 高山樗牛 『瀧口入道』 青空文庫
過去精麗、出離生死、證大菩提』。
— 高山樗牛 『瀧口入道』 青空文庫
その中で七日七晩、念仏し、経を書き、満願の日には大きな卒都婆を建て、「過去聖霊、出離生死、証大菩提」と書き、年号月日の下には孝子成経と署名した。
— 第三巻 『現代語訳 平家物語』 青空文庫
出離生死の妄迷を出て彼岸の光明にふれたい大願に他ならない。
— 吉川英治 『親鸞』 青空文庫
出離生死の大事――それにのみ全能はかかっている。
— 吉川英治 『親鸞』 青空文庫
作例 · 標準
仏教の究極の目的は、迷いの世界を抜けて出離生死を遂げることにある。
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高僧は静かに目を閉じ、出離生死の安らかな境地に達した。
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輪廻の苦しみから解き放たれ、出離生死を願って一心に念仏を唱える。
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