足がすくむ
あしがすくむ
表現動詞-五段-マ行
標準
to freeze (from fear)
文例 · 用例
私は何の理由もなく、急に足がすくむやうな羞しさと、一人で居るきまりの悪さを感じたので、歩調を早めながら、わざと彼等の方を見ないやうにし、特別にまた肩を怒らして追ひぬけた。
— 萩原朔太郎 『夏帽子』 青空文庫
羅漢たちの中には、苦しい断食の業を積んだのがありましょう、思っただけでも足がすくむ。
— 泉鏡花 『雪柳』 青空文庫
この頃、柳原の堤に辻斬りが出るという物騒な噂があるので、お里はそんなことを言い出して足がすくむほど顫えていた。
— 岡本綺堂 『両国の秋』 青空文庫
西原 先生は、舞台に出ると、足がすくむさうです。
— 岸田國士 『温室の前』 青空文庫
見も知らぬ土地で、馴染みのない医者だつたら何を云ひ出すかと思ふと、ます/\足がすくむのである。
— 谷崎潤一郎 『青春物語』 青空文庫
今の今まで味方とばかり思っていたのが、実は源氏の同勢と聞いては、唯、足がすくむばかりで声も出なかった。
— 第十一巻 『現代語訳 平家物語』 青空文庫
三(二三八) 君公に召されて国賓の接待を仰せつけられると、顔色が変るほど緊張され、足がすくむほど慎まれる。
— 下村湖人 『現代訳論語』 青空文庫
夢で怖いものに追われたように、逃げようとすれば足がすくむ。
— 壬生と島原の巻 『大菩薩峠』 青空文庫
作例 · 標準
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