歌中
かちゅう
名詞
標準
文例 · 用例
山羊の歌中原中也-------------------------------------------------------【テキスト中に現れる記号について】:ルビ(例)吁!
— 中原中也 『山羊の歌』 青空文庫
「園樹従前桜最多」の句が歌中にある。
— 森鴎外 『伊沢蘭軒』 青空文庫
一首の道歌とも見れば見られ、蓋し晶子歌中の珍物である。
— 平野萬里 『晶子鑑賞』 青空文庫
固より歌と歌ならざる者との境界は画然と分れたる者に非ざれば、論理的の厳格なる意味を以て「これは歌なり」「これは歌にあらず」と断定するは、歌非歌中間の歌にありては最も難し。
— 正岡子規 『人々に答ふ』 青空文庫
恋歌には俗なる者、理窟ツぽき者多き中に、この種の恋歌は俗を脱し理窟を離る、右に挙げたる三首の如きはむしろ恋歌中の佳作なるべし。
— 正岡子規 『人々に答ふ』 青空文庫
余の蛇蝎視する「も」の字は客観的歌中に挿まれたる「意味の強き「も」の字」の事に有之候。
— 正岡子規 『あきまろに答ふ』 青空文庫
余の蛇蝎視する「も」の字は客観的歌中に挿まれたる『意味の強き「も」の字』のことに有之候。
— 正岡子規 『あきまろに答ふ』 青空文庫
それから暫く浪人してゐてやがて短歌中心の文藝雜誌『創作』を京橋の東雲堂から發刊する事になつた。
— 貧乏首尾無し 『樹木とその葉』 青空文庫