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化けの皮

ばけのかわ
表現名詞
1
標準
mask (concealing one's true character)
文例 · 用例
また有名な「三人一両損」の裁判でもこれを西鶴に扱わせるとその不自然な作り事の化けの皮が剥がれるから愉快である。
寺田寅彦 西鶴と科学 青空文庫
「模範兵士の化けの皮」という大きな標題で…………西村二等卒の性行を調査の結果、表面温順に見える一種の白痴で、且つ、甚だしい変態性慾の耽溺者であることがわかった。
夢野久作 いなか、の、じけん 青空文庫
うかうかしていると化けの皮を剥がれて、騙りの罪に問われるかも知れない。
岡本綺堂 青空文庫
張華はこの少年たちはどうしても人間でないから、化けの皮を剥いでやろうと考えていると、知合の雷孔章という者がやってきた。
田中貢太郎 狐と狸 青空文庫
それで一杯食わせようとしたところが、やり損じて化けの皮があらわれて、宗匠からはむずかしく談じ付けられる。
冬の金魚 半七捕物帳 青空文庫
それから又、相模路から八王子の方へ出まして、そこに遠縁の者がありますので、脚気の療治に来たのだと嘘をついて、暫くそこの厄介になっていましたが、その化けの皮もだんだん剥げかかって来たので、そこにも居たたまれなくなって……。
岡本綺堂 廿九日の牡丹餅 青空文庫
くやしいんだッ、是が非でも奴等の化けの皮を引ッぱいでやらなきゃ、死ぬにも死にきれねえんだッ。
京へ上った退屈男 旗本退屈男 第四話 青空文庫
化けの皮はいでやろう!
首つり五人男 右門捕物帖 青空文庫
作例 · 標準
彼の親切な態度は、地位を得るための化けの皮だった。
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世間では成功者と見られていたが、それは彼の巧妙な化けの皮に過ぎなかった。
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どんなに完璧な化けの皮をかぶっていても、いつかは本性が露呈する。
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