幻辞.com

置き直す

おきなおす
動詞-五段-サ行動詞-他動詞
1
標準
to put (something) back in its place
文例 · 用例
これまで上へあげて掛けてあった几帳の垂れ絹はおろせばいいだけであったし、畳の座なども少し置き直すだけで済んだのである。
若紫 源氏物語 青空文庫
アザヤカな淡紅色を帯びて、噎せかえるほど深刻に匂う白い花ビラの大群を、静かに少女の枕元に置き直すと、ポキンポキンと音を立てる腰骨を一生懸命に伸ばしながら、長い長いふるえた溜め息を吐いた。
夢野久作 白菊 青空文庫
宝を見せて促して冒険の業をもさせ、また怠の快楽に誘うて1600軟い茵を体の下にも置き直す、あの金銭を己は咀う。
FAUST. EINE TRAGODIE ファウスト 青空文庫
ふと手に取ったが、官兵衛は、じっと見つめている眼から、次第に酒気を払って、まだ墨の乾かぬ白扇をそっと下へ置き直すと、ていねいに両手をつかえて、半兵衛へ、「ありがとうございました」 と頭をさげた。
吉川英治 黒田如水 青空文庫
しかし、厳密な態度で叙述に望めば、こうした混乱に注意して観念を正当な位置に置き直すであろう。
A Treatise of Human Nature 人間本性論(人性論) 青空文庫
俺の動きを恐れて、どこかに宝石を置き直すつもりだ。
The Slave of Silence くちなしの花 青空文庫
厄介なことではあるが、とにかく大金庫が戻ってきたことは何よりありがたいというので、課員総出で力をあわせて、その大金庫をようやくまっすぐにおきなおすことができた。
海野十三 四次元漂流 青空文庫
作例 · 標準
例句
2
標準
to reposition
作例 · 標準
例句
置き直す(おきなおす) — 幻辞.com