闘病生活
とうびょうせいかつ
名詞
標準
one's life under medical treatment
文例 · 用例
幼いときから苦しい境遇に育って、永い闘病生活のうちに詩をつくって来た女詩人であり、統一された境地を今の心にうちたてている詩人である。
— ――竹内てるよ氏と永瀬清子氏の詩集―― 『『静かなる愛』と『諸国の天女』』 青空文庫
ところが、ある夏、房州館山へ所用があつて出掛けると、旅先で風邪をこじらせて肺炎になり、肺炎がやつとおさまつたと思ふと、またまた相当量の喀血で、医者から絶対安静を命ぜられ、私の闘病生活がはじまつた。
— 岸田國士 『述懐』 青空文庫
私はとりとめもなく幻想的な回想に沈んでいたが、ふと二十一歳の闘病生活を思いだして、はじめて私の精神上の疾患は、私自身が治す以外に法がないと気がついたのだ。
— 坂口安吾 『わが精神の周囲』 青空文庫
素子は二ヵ月の闘病生活にもかかわらず、その肉体は少しも衰えを見せていない。
— 外村繁 『日を愛しむ』 青空文庫
スイスの療養所で大分静養もしたが、思わしくなく、帰って九州の由布院で闘病生活四年、遂に亡くなった。
— 中谷宇吉郎 『『日本石器時代提要』のこと』 青空文庫
その後、僕が小田原の松林の中に住むようになったら、近所|合壁みんな肺病患者で、悲しい哉、彼等の大部分の人達は他の一切を放擲して治病を以て人生の目的とする覚悟がなく、何かしら普通人の生活がぬけきれなくて中途半端な闘病生活をしていることが直ぐ分った。
— 坂口安吾 『青春論』 青空文庫
しかし、その日帰宅して床に伏すと、彼はまたもや喀血したが、その気魄にはいささかの衰えもなく、闘病生活を重ねながら三年にわたる彼の講義の大集成ともいうべき「国憲汎論」の校正を終って、その巻頭に掲出するための題言の代りに一首の歌を書き残した。
— 尾崎士郎 『早稲田大学』 青空文庫
作例 · 標準
祖母は、穏やかな闘病生活の末、安らかに息を引き取った。
幻辭AI · gemini-2.5-flash
彼の闘病生活は、家族や友人たちの温かい支えによって送られた。
幻辭AI · gemini-2.5-flash
闘病生活を送る人々にとって、心のケアも非常に重要だ。
幻辭AI · gemini-2.5-flash