創
はじめ
名詞
標準
文例 · 用例
けれども如何なる塲合に於ても、歌に潤いが無いということをもって、創作上の進歩と認め得るような事は断じて有得ないと考えられる。
— 伊藤左千夫 『歌の潤い』 青空文庫
結句の『枯葉落つる日』この一句これを取離して見れば、ただそれだけのことで、何等作者の独創があるのでなく、唯一句の記号に過ぎない詞であるが、この歌の結句にこの一句を置いて見ると、この平凡な一句が一首全体の上に、非常に淋しい影響と共鳴とを起すのである。
— 伊藤左千夫 『歌の潤い』 青空文庫
記述して置かなければ、消えて忘れて終ふ刹那の感じを歌の形に留めて置くと云ふだけでは、生命の附与された、創作と認めるには、顕著な物足らなさを、吾輩は思はない訳に行かないのである。
— 伊藤左千夫 『『悲しき玩具』を読む』 青空文庫
それが内容の如何と云ふことでなく、技巧の上手下手と云ふことでもなくて、既成創作が含める生命の分量如何に就て、必ず著しい物足らなさを気づいて来るに違ひ無いと思ふのである。
— 伊藤左千夫 『『悲しき玩具』を読む』 青空文庫
『君はさういふけれど、人には好不好と云ふものがある、僕はかういふのが好きなのだから仕方が無いぢやないか』 と云ふならば、吾輩も一議なく石川君に同情して其歌を一種の創作と認むるに躊躇しないのである。
— 伊藤左千夫 『『悲しき玩具』を読む』 青空文庫
かような考を私は『国語国文』という雑誌の創刊号(昭和六年)に書いたことがありますが、私はこの考えが正しいものと考えているのであります。
— 橋本進吉 『古代国語の音韻に就いて』 青空文庫
したがって、意味および言語と民族の意識的存在との関係は、前者が集合して後者を形成するのではなくて、民族の生きた存在が意味および言語を創造するのである。
— 九鬼周造 『「いき」の構造』 青空文庫
そうしてその新しい意味は自国民が有機的に創造したものではなくて、他国から機械的に輸入したものに過ぎないのである。
— 九鬼周造 『「いき」の構造』 青空文庫
ウィキペディア曖昧さ回避
創 創(そう) - 損傷の一種。傷(しょう)と合わせ創傷と総称される。 創 (雑誌)(つくる) - 創出版が発行している日本の雑誌。創刊時は綜合評論社が発行。 創 (アルバム)(そう) - 日本のロックバンド「ACIDMAN」のアルバム。
出典: 創 — ウィキペディア / CC BY-SA 4.0