飛び去る
とびさる
動詞-五段-ラ行動詞-自動詞
標準
to fly away
文例 · 用例
雀は、はたはたと空高く飛び去る。
— 太宰治 『お伽草紙』 青空文庫
それがただ一艘ならばまだしも、数え切れぬほど沢山の飛行機が、あとからもあとからも飛び来り飛び去るのである。
— 寺田寅彦 『烏瓜の花と蛾』 青空文庫
この人の大きな旅では、自分だけひとり遠い光の空へ飛び去ることはいけないのだ。
— 宮沢賢治 『雁の童子』 青空文庫
一陣の風小高い丘を襲えば、幾千万の木の葉高く大空に舞うて、小鳥の群かのごとく遠く飛び去る。
— 国木田独歩 『武蔵野』 青空文庫
落葉をふむ自分の足音ばかり高く、時に一羽の山鳩あわただしく飛び去る羽音に驚かされるばかり。
— 国木田独歩 『武蔵野』 青空文庫
文彦は速力を早めて近づくと、先方もそれと察したか忽々に飛び乗って、もはや飛行船は飛び去る準備をすべく、その大きな両翼を緩やかに動かし初めた。
— 押川春浪 『月世界競争探検』 青空文庫
燕が、道路に腹がすれすれになるくらいに低く飛んで飛び去る。
— 太宰治 『雀』 青空文庫
私は呆然と窓外の飛んで飛び去る風景を迎送している。
— ――ひそひそ聞える。なんだか聞える。 『鴎』 青空文庫
作例 · 標準
驚いた鳥たちが、一斉に木の上から飛び去っていった。
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流れ星が夜空を横切り、一瞬のうちに地平線の彼方へ飛び去った。
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楽しかった休日は、まるで矢のように速く飛び去ってしまった。
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