隔年
かくねん
名詞副詞
標準
biennially
文例 · 用例
予は四年目に一度あるものと思つて居たら、さうではなくて隔年にあるのであつた。
— 木下杢太郎 『海郷風物記』 青空文庫
二 『八犬伝』および失明後終結『八犬伝』は文化十一年、馬琴四十八歳の春|肇輯五冊を発行し、連年あるいは隔年に一輯五冊または六、七冊ずつ発梓し、天保十二年七十五歳を以て終結す。
— 内田魯庵 『八犬伝談余』 青空文庫
それでも土地柄だけに、その後も隔年の大祭を怠らなかったが、その繁昌は遂に十七年度の昔をくり返すに至らず、いつとはなしに型ばかりのものになってしまった。
— 岡本綺堂 『綺堂むかし語り』 青空文庫
隔年に行はるべき祭が氏子の争論のために十二年間中絶してゐたので、此年の前景気は非常に盛であつた。
— 森鴎外 『伊沢蘭軒』 青空文庫
草を取つたり、中耕は年に五六回位で、施肥は、一ヘクタールあたり、窒素が三十キロ、憐酸四十キロ、加里が五十キロ位を標準としまして、隔年に施肥するわけでございます。
— 林芙美子 『浮雲』 青空文庫
この土蔵から、所謂大切なものを取出す権利は、多くは年老いてる家長の専有するところで、随って家長は、隔年ぐらいに一回、ふと思い出したように、伝承の古物を母家の座敷に持出して、土用干しをするのだ。
— 豊島与志雄 『怪異に嫌わる』 青空文庫
しかも、よくある、かの隔年結果というようなことがここの部落のものにはほとんどないのであります。
— 三澤勝衛 『自力更生より自然力更生へ』 青空文庫
これが保存の方法としては、毎年樟腦六十六斤を用ひ、山鳥の羽の塵拂ひ大小十六把を下げ渡して掃除を勵行し、隔年に窓硝子の張替を爲す等の事なりとす。
— 内藤湖南 『文溯閣の四庫全書』 青空文庫
作例 · 標準
この地域で行われる伝統的な祭りは、昔から隔年で開催されている。
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国際的な映画祭は隔年で東京とロサンゼルスを巡回しており、今年は東京が開催地となる。
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市が発行する広報誌は隔年で発行されており、地域の歴史を深く掘り下げた内容が特徴だ。
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