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夜雨

やう異読 よさめ
名詞頻度ランク #13384 · 青空 122
1
標準
night rain
文例 · 用例
空気も大層冷たくなって、夜雨の威がひしひしと身に浸みる。
幸田露伴 観画談 青空文庫
市郎は昨夜雨中を駈廻った上に、終夜殆ど安眠しなかった。
岡本綺堂 飛騨の怪談 青空文庫
普通なら、彼は復員直後の無気力な虚脱状態のまま、一種、根こぎにされた人となって、ぼんやり日を送ったところだろうが、深夜雨の四ツ辻で、裸の娘を拾ったという偶然は、次々に偶然を呼んで、まるで欠伸をする暇もないくらい、目まぐるしい一昼夜を過したのだ。
織田作之助 夜光虫 青空文庫
夜雨戸を閉めるのはいずれ女中の役目だろう故、まえもってその旨女中にいいつけて置けば済むというものの、しかしもう晩秋だというのに、雨戸をあけて寝るなぞ想えば変な工合である。
織田作之助 秋深き 青空文庫
空気も大層冷たくなつて、夜雨の威がひし/\と身に浸みる。
幸田露伴 観画談 青空文庫
今の何々八景といふのは、白石手簡に八景のはじめは宋人か元人かにて宋復古と申す畫工云々とあるが、それは夢溪筆談に出てゐる度支員外郎|宋迪の事で、平沙落雁、遠浦歸帆、山中晴嵐、江天暮雪、洞庭秋月、瀟湘夜雨、煙寺晩鐘、漁村夕照、之を八景といつて得意の畫であつたといふのである。
幸田露伴 華嚴瀧 青空文庫
それがいはゆる近江八景のはじまりだが、白石でさへ、好い景色は何も八景には限らないことだのに、景としては夜雨、秋月、歸帆、落雁ならぬはないのは餘り不雅なことである、と厭はしく思つてゐる。
幸田露伴 華嚴瀧 青空文庫
因りて名づく、又夜雨の瀧。
泉鏡花 逗子だより 青空文庫
作例 · 標準
夜雨が窓を打つ音を聞きながら、静かに読書を楽しんだ。
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昨晩の夜雨で、庭の植物が生き生きとしていた。
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旅先の宿で、夜雨の音に耳を傾けながら眠りについた。
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