鯣
するめ異読 スルメ
名詞頻度ランク #40980 · 青空 44 例
標準
dried squid
文例 · 用例
私は葡萄酒と鯣をふるまつた。
— 太宰治 『思ひ出』 青空文庫
ところが、他吉が芸者やヤトナの悪口を言ったというので、同じ路地の種吉との間にいざこざが持ち上った 種吉は河童路地の入口で、牛蒡、蓮根、芋、三ツ葉、蒟蒻、紅生姜、鯣、鰯など一銭天婦羅を揚げ、味で売ってなかなか評判よかったが、そのため損をしているようであった。
— 織田作之助 『わが町』 青空文庫
」「はは、鯣の附け焼きとは初めてだね。
— 北原白秋 『フレップ・トリップ』 青空文庫
路地の入り口で牛蒡、蓮根、芋、三ツ葉、蒟蒻、紅生姜、鯣、鰯など一銭|天婦羅を揚げて商っている種吉は借金取の姿が見えると、下向いてにわかに饂飩粉をこねる真似した。
— 織田作之助 『夫婦善哉』 青空文庫
これはその屍体を診察した養父の話ですがね……」「成る程……しかし屍体以外には……」「屍体以外には、ポケットの中に油紙に包んだ巻煙草の袋と、マッチと、焼いた鯣が一枚這入っていたそうで、弁当箱の中味や、水筒の酒も減っていなかったそうです。
— 夢野久作 『復讐』 青空文庫
神官は小さな筑波蜜柑だの駄菓子だの鯣だのを少しばかりづつ供へた卓の前に坐つて祝詞を上げた。
— 長塚節 『土』 青空文庫
朝干して居た烏賊が竹敷から歸りに見ると餘程|鯣の臭ひになつてゐた。
— 長塚節 『對州嚴原港にて』 青空文庫
それから大事そうに抱えて来た大きい風呂敷包みをあけて、扇子や手拭や乾海苔や鯣などをたくさんに取り出した。
— 岡本綺堂 『箕輪心中』 青空文庫
作例 · 標準
お酒のつまみに炙ったするめを用意したら、部屋中にいい香りが漂った。
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硬いするめを一生懸命噛んでいると、顎が疲れてくるが止まらない。
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縁日で買ったするめを片手に、夜の屋台街をぶらぶら歩くのが好きだ。
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標準
Japanese common squid (Todarodes pacificus)
作例 · 標準
市場には新鮮なするめが並び、刺身用として飛ぶように売れていく。
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するめは日本近海で広く獲れるイカで、食卓には欠かせない存在だ。
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漁港に行くと、大量のするめを干している光景が見られる。
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標準
(thing that) grows on one over time
作例 · 標準
この映画はまさに、噛めば噛むほど味が出るするめのような作品だ。
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一見地味な彼だが、付き合ってみるとするめのように魅力がじわじわ伝わってくる。
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最初は難解に感じた本も、再読するたびにするめ的な面白さに気づかされる。
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