勤王攘夷
きんのうじょうい
名詞
標準
loyalty to the emperor and expulsion of the foreigners
文例 · 用例
勤王攘夷と佐幕攘夷と名こそ変れ、その実は双方共に純粋無雑な攘夷家でその攘夷に深浅厚薄の別はあるも、詰る所は双方共に尊攘の仕振りが善いとか悪いとか云うのが争論の点で、その争論喧嘩が遂に上方の攘夷家と関東の攘夷家と鉄砲を打合うような事になるであろう。
— 福翁自伝 『福翁自伝』 青空文庫
勤王攘夷の急先鋒と目ざされた若狭の梅田雲浜のように、獄中で病死したものが別に六人もある。
— 第一部上 『夜明け前』 青空文庫
この三つの者は勤王攘夷の敵と認めて誅戮を加える。
— 第二部上 『夜明け前』 青空文庫
いわゆる(二字不明)多で、新思想を導いた蘭学者にせよ、局面打破を事とした勤王攘夷の処士にせよ、時の権力からいえば謀叛人であった。
— 徳冨蘆花 『謀叛論(草稿)』 青空文庫
太橋家は高松でも江戸でも、勤王攘夷の志士たちにできる限りの援助をしていた。
— 山本周五郎 『新潮記』 青空文庫