左衽
さじん
名詞
標準
文例 · 用例
そんな事を考えなくてもただ鏡に映った顔をかけばいいと思ってやっているうちに着物の左衽のところでまたちょっと迷わされた。
— 寺田寅彦 『自画像』 青空文庫
風俗常憂頽敗※ 人人左衽拍二其肩一逸居飽食坐終日 飲二此無名野草煙一 それで、島津氏も厳令を下して喫煙を禁止しようとしたのである。
— 穂積陳重 『法窓夜話』 青空文庫
風俗常憂頽敗※ 人人左衽拍其肩逸居飽食坐終日 飲此無名野草煙 それで、島津氏も厳令を下して喫煙を禁止しようとしたのである。
— 穂積陳重 『法窓夜話』 青空文庫
三國西晉以降は、五胡跋扈の時代で、無頓著な支那人すら、神州陸沈、華胄左衽と憤慨して居る時代であるから、事々しく茲に贅する必要がない。
— 桑原隲藏 『秦始皇帝』 青空文庫
正閏如何の問題は別として、公平に批判すると、北朝は地は中原を占めて、人は左衽の夷類である。
— 桑原隲蔵 『晉室の南渡と南方の開發』 青空文庫