見覚える
みおぼえる
動詞-一段動詞-他動詞
標準
to remember
文例 · 用例
つまり思念だけでは足りない、思念と物質とが一緒になつて働いてゐるところとか、その結果を見覚えるとかすることが勘甚なのである。
— 中原中也 『詩と其の伝統』 青空文庫
処が八度の近視眼鏡を二つ掛ける吾輩は、とう/\其顔を能く見覚える事も出来なくて終つた。
— 伊藤左千夫 『『悲しき玩具』を読む』 青空文庫
時には朝晩立つことがあるので、私も気が附き、その人の人品を見覚えるようになった。
— 石川光明氏と心安くなったはなし 『幕末維新懐古談』 青空文庫
造りも亦|朱骨造りのいとも粋な提灯でしたから、どうも見たような、と思って考えているその胸の中に、はしなくもちかりと閃めき上がったものは、退屈男が丸三年さ迷って、見覚えるともなく見覚えておいた曲輪五町街の、往来途上なぞでよく目にかけた太夫|花魁共の紋提灯です。
— 旗本退屈男 『旗本退屈男 第一話』 青空文庫
造りも亦朱骨造りのいとも粋な提灯でしたから、どうも見たような、と思って考えているその胸の中に、はしなくもちかりと閃めき上がったものは、退屈男が丸三年さ迷って、見覚えるともなく見覚えておいた曲輪五町街の、往来途上なぞでよく目にかけた太夫花魁共の紋提灯です。
— 旗本退屈男 『旗本退屈男 第一話』 青空文庫
其かというて、新聞や、演劇雑誌で見覚えるといふ時代でもなかつた。
— 折口信夫 『戞々たり 車上の優人』 青空文庫
「ハレー彗星を二度も見覚えるといふやうな、長寿な人は先づ少ないよ。
— 犬養健 『朧夜』 青空文庫
作例 · 標準
彼の顔は、一度会っただけで鮮明に見覚えることができた。
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旅行先で出会った人々の顔は、なかなか見覚えられないものだ。
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「あの時の光景は、一生見覚えるだろうな。」
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