砕骨
さいこつ
名詞
標準
文例 · 用例
大概の気強い威丈夫な男連が、一生粉身砕骨しても別れられない夫婦関係を、萩原は見事に二度までやって退けたのは、よくよくの事情があるにしても、彼自身のぐにゃぐにゃが、いかに硬骨のお偉ら方にくらべて大したぐにゃぐにゃであったかが判るのだ。
— 室生犀星 『我が愛する詩人の伝記』 青空文庫
大概の気強い威丈夫な男連が、一生粉身砕骨しても別れられない夫婦関係を、萩原は美事に二度までやって退けたのは、よくよくの事情があるにしても彼自身のぐにゃぐにゃが、いかに硬骨のお偉ら方にくらべて大したぐにゃぐにゃであったかが判るのだ。
— ――萩原朔太郎―― 『わが愛する詩人の伝記(三)』 青空文庫
陶器作りで一番大切なのは窯焚きなのだ、窯焚きの手加減一つで、どんな名工の鏤心砕骨も、ピーンと破れが入ってしまう。
— 吉川英治 『増長天王』 青空文庫